EXILE・TETSUYA(41)が23日、都内で行われた日本卓球協会の男女ホープスナショナルチーム(HNT)のコンディショニングコーチ就任式に出席した。

 HNTとは、2001年に10年後の卓球界を見据えて構成された12歳以下のナショナルチーム。U12、U10、U8と細かくカテゴリーが分けられ、世界一を奪還するための日本卓球協会が導入。1期生の水谷隼をはじめ、東京オリンピックで銅メダルを獲得した張本智和ら出場選手は全てHNT出身だ。
 
 一方、早期専門化が進む卓球競技において、けが防止や敏しょう性に優れた選手を育成するべく、早稲田大学院スポーツ学科研究科でダンスを研究していたTETSUYAにオファー。20年11月のHNT強化合宿では、TETSUYA考案監修の「EPI Quality」のダンスプログラムを導入。その取り組みが評価され、正式にコンディショニングコーチ就任が決定した。

 会見で、TETSUYAは「すごくワクワクしています。すごく責任のあることですので、しっかり務めさせていただきたい」と決意表明。卓球協会の宮崎義仁専務理事から「責任重大ですよ。日の丸がついてますから」と日本代表ウェアを渡され、そでを通すと「とても重たいです。初めてです」と気を引き締めた。

 目標については「子どもたちが卓球の世界チャンピオン、金メダリストになる姿を見たい。それが僕の大きな夢です。選手みんなが発案したウォーミングアップをしたり、選手が世界に出た時にコミュニケーションにも役立ててほしい」と目を輝かせた。