競泳女子の池江璃花子(21=ルネサンス)が、他分野でも妥協を許さぬ姿勢で活躍している。

 ミズノは池江の意見を参考に、2019年から「Ri Collection(アールアイ コレクション)」で多くの商品を製作。22年春夏シーズンは、池江の日常シーンに溶け込むTシャツなどのアパレル商品を先月28日から販売している。同社ライフ&ヘルス事業部の大西杏奈氏によると「池江選手が練習の間のお昼寝時間を一つのリラックスやオフのシーンと捉えていたので、そういう時間に寄り添えるようなデザインにしました」と、ゆったり過ごせるものが揃った。

 池江自身も試着を繰り返した。「池江選手の要望でVネックのTシャツがあるのですが『Vネックにすると首元がスッキリ見えて、女性ならではのきゃしゃな感じが出せる』との狙いがあります。またパンツはサイドのところに縦のラインを入れることで、脚長効果を出しています」(大西氏)。細部にまでこだわった。

 メダル獲得を目指すパリ五輪まで2年半あまり。今夏の世界選手権代表入りは逃したものの「自分を信じてやっていきたい」と己の道を突き進む。この〝プロ魂〟が大きな武器となりそうだ。