競泳のジャパンオープン第3日(5日、千葉県国際総合水泳場)、男子200メートル個人メドレーは東京五輪代表の萩野公介(26=ブリヂストン)は1分59秒43で4位に終わった。同代表の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が1分59秒30で3位。優勝は背泳ぎで五輪代表の砂間敬太(26=イトマン東進)で1分57秒81だった。

 本調子ではなかったようだ。レース後、萩野は「あまりうまくいかないような感じだったので、一つひとつのストロークに集中しようと思った」と振り返った。イメージ通りの泳ぎができなかったことについては、体の動きが「先週まではよかったけど、今週に入ってから胸郭(きょうかく)が硬かったり、呼吸が浅くなったりいろいろあった」と明かした。

 前日の200メートル自由形は予選で全体13位、同9~16位で行うB決勝は3着だった。それでも「悪いほうに引きずられないようにいい方向を向いていきたい。皆さんが思っているほど、そんなに気分が落ち込んでいる感じではない」と前を向く。

「ジャパンオープンはいつもこんな感じ」と萩野。「もっとタイムが出たらよかったけど、よくないので。また切り替えて頑張っていきたい」とあくまで本番に向けて仕上げるつもりだ。