全柔連が練習再開の指針を通達も心配される“柔道勘”

2020年05月23日 16時40分

【スポーツ情報局】五輪担当記者 全日本柔道連盟が、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の42府県での解除を受けて、今月末まで自粛要請していた練習再開の指針を3段階にまとめて全国に通達しました。

 デスク 6月1日からは畳の上での練習ができるってことか。

 記者 はい。ただ実戦形式の練習となる乱取りは第3段階からですが、「地域の新規感染者が4週間以上を目安に出ないこと」との厳しい条件ですね。

 デスク 東京五輪の代表選手も乱取りができないと不安だろうな。

 記者 中里壮也専務理事は「悪影響だし、やれたほうがいいに決まっているけど、今、優先すべきは感染拡大の防止」とコメントしています。

 デスク 柔道界では全柔連事務局での集団感染もあったし、コンタクト競技だから慎重にならざるを得ないんだな。試合に関してはどうなんだ?

 記者 対外試合の開催や観客制限に関しては第4、5段階として改めて通達するそうです。

 デスク 乱取りも試合も実際できるのは相当先ってことだろ。試合勘とかは大丈夫なのかね。

 記者 ある強化関係者は「試合勘だけじゃなくて、“柔道勘”がなかなか戻らない。いくら打ち込みの練習ができたとしても、実際の攻防の乱取りとは違う」と長引くコロナ禍の影響を心配しています。

 デスク“柔道勘”か。一歩間違えて頭から落ちたりしたら、命にも関わる競技だからな。安全面も考慮すると余計に危機感は強まるだろうし、感染予防と両輪でやるっていうのは難しい作業になるだろうな…。