男子ゴルフのローリー・マキロイ(33=英国)が、タイガー・ウッズ(46=米国)の聖地再見参を熱望している。

 ウッズは男子ゴルフメジャー最終戦「全英オープン」2日目(15日、英国セントアンドリューズ・オールドC)で姿を消した。2027年以降に全英が同コースで行われる可能性があるが、「その時にプレーできるかわからない。セントアンドリューズでの全英は最後になるかもしれない」と発言した。

 しかし英紙「デーリー・ミラー」によると、マキロイは「オールドコースのキャリアが、これで終わらないことを誰もが願っている。願わくば、4、5年後にここで開催される全英オープン、このオールドコースでどれだけ良いプレーができるか、もう一度見てみたい。彼はもっと良くなっているはずだ。今回で終わりにしてはいけない」と訴えた。

 ウッズは昨年2月の自動車事故で右脚に重傷を負った。今後はより良いコンディションでプレーできる可能性があるだけに、まだあきらめてほしくないわけだ。そんなマキロイは大会3日目を終えて首位タイに浮上し、全英2勝目(メジャー通算5勝目)に王手をかけた。