北京五輪フィギュアスケート女子シングル銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(17=ロシア)の伸びしろに、陸上界から期待の声が高まっている。
ロシア国営通信社「RIAノーボスチ」は「トルソワは、6月7日から13日まで(モスクワの)ルジニキで開催される陸上競技週間に参加する」と報道。同国メディア「スポーツ」によると、トルソワは、6月9日予定の走り幅跳びに挑戦するという。
これを受け、ロシアのフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏(39)は「陸上競技に携わる人たちへの質問です。どうしたら彼女の見通しを知ることができるのでしょうか?」と疑問を投げかけると、五輪2大会出場で2017年世界選手権女子走り幅跳び銀メダルのダリヤ・クリシナ(31)が回答した。
同国のスポーツ専門チャンネル「Match TV」の取材に応じたクリシナは「スポーツを普及させるための素晴らしいアイデアであり、素晴らしい選択肢だと思う。そして、熱血漢のトルソワのことだから陸上競技デビューの成功は単純に疑いようがないだろう」と言い切った。
ファン目線でもプラスに働くという。「似て非なるスポーツを組み合わせることで、アスリートだけでなく、特に観客にとっても新しい面白さを提供することができるだろう」と分析した上で「大会の雰囲気は、まさに観客のエネルギーと応援によって作られるもので、選手はそれをとても必要としている」と相乗効果を指摘した。
異例とも言える挑戦だが、北京五輪のフリーで4種類の4回転ジャンプを5本を跳んだ身体能力の高さは、やはり陸上選手から見てもケタ違いのようだ。












