フィギュアスケート女子で北京五輪銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ(17=ロシア)が、陸上競技大会に出場することになった。

 ロシア国営通信社「RIAノーボスチ」は「トルソワが陸上競技の公式大会に参加」と題する記事を掲載。「トルソワは、6月7日から13日まで(モスクワの)ルジニキで開催される陸上競技週間に参加する」「陸上競技週間は、モスクワ市のスポーツ局と全ロシア陸上競技連盟が主催する。ロシア代表チームの選手を含む、国内45以上の地域から12歳から65歳までの約3000人の選手が参加する」などと報じた。

 また、同国メディア「スポーツ」は「トルソワは、走り幅跳びで競う。この種目は6月9日に予定されている」と伝えている。

 トルソワは北京五輪後に「陸上競技で自らを試してみたい」「走り高跳び、走り幅跳び、棒高跳びなどの陸上競技で実力を試したい。ジャンプする競技がいい」などと語っていたが、早くも他競技への挑戦を実行に移すようだ。

 北京五輪のフリーでは4種類の4回転ジャンプ5本を跳ぶなど男子顔負けの演技で世界を驚かせた。その驚異的な〝跳躍力〟は、果たして走り幅跳びに生かすことができるのか。注目が集まる。