昨年11月のフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯で負傷したロシアのダリア・ウサチョワ(15=ロシア)が、復活を報告した。

 ウサチョワはNHK杯ショートプログラム直前の6分間練習でジャンプした際に転倒し、右股関節を痛め棄権。その後は治療とリハビリに努めた。15日、自身の「テレグラム」で負傷に苦しんだシーズンを動画とメッセージで振り返った。

「非常に難しいシーズンでしたが、ありがたいことに、すべての困難は乗り越えられました。日本GP(NHK杯)でケガをしてしまい、それ以降のシーズンを過ごすことはできませんでした。今はすべてがうまくいっています。両親、友人、コーチの素晴らしいサポートに心から感謝します。また、一刻も早い回復のために協力し、機会を与えてくれた連盟に感謝します。そしてもちろん、何百通もの素敵なメッセージをくれたあなたにも。治療中にいろいろなことを考え直し、それがモチベーションになりました」と記した。

 さらに「この映像の1分間に、半年間と私の回復の全てが詰まっています。いわば舞台裏を少しご紹介します」と、負傷した瞬間から、リハビリ、氷上練習を行う動画を載せている。

 ロシア「スポーツエクスプレス」によると、今年2月から練習を再開したという。