北京五輪フィギュアスケート団体のメダルを巡って、ロシアと米国の間で〝バトル〟が続いている。同種目ではロシア・オリンピック委員会(ROC)が1位となり、米国が2位、日本が3位となった。しかし、競技後にROCのカミラ・ワリエワ(16)にドーピング違反が発覚。現在も調査は継続中で、メダルの色が確定しない状況が続いている。

 米国男子のビンセント・ジョウは、フィギュア専門サイト「フィギュアスケーターズ オンライン」に手元に届かないメダルについて言及。「半年、4年でも待つ覚悟はある。いつになるかは誰にもわからない。でもメダルを受け取る時は、威厳のあるセレモニーで、米国は銀メダルではなく金メダルを受け取るべきだ」と主張した。

 これに猛反発したのがロシアの重鎮コーチ、タチアナ・タラソワ氏だ。ロシアメディア「スポーツ」によると「ジョウはそんな主張をして金メダルを取るのか? あつかましい! 私たち抜きで彼らが五輪の金メダルを取ろうだなんて、私は考えもしない」と激怒。

 さらに「順位を決めるのは彼ではない。彼には関係ないことだ!」と批判した。

 北京五輪が閉幕して2か月以上がたっても、火種はくすぶり続けたままだ。