ロシアのフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏が、自身のビジネスに置ける〝金満経営〟を自慢げに語った。

 ロシアでウクライナ侵攻に対する経済制裁が加速する一方で、プルシェンコ氏のビジネスは順調なようだ。

 ロシアメディア「コムソモリスカヤプラウダ」によるインタビューの中でプルシェンコ氏は、フィギュアスケートのスクールなど多角的に行っている事業について「クレイジーなほどのカネを使っている。中には利益にならないと言う人もいるが、私には余裕があるから」と胸を張ったという。

 ロシアメディア「チャンピオナット」によると、プルシェンコ氏はコテージなど不動産投資や、広告の仕事なども行っている。さらに本業のスケートの指導では、教え子のモチベーションを高めるために高難度のジャンプを成功した場合には多額の現金を渡していることも明らかにした。露骨なやり方ではあるが、これが最も効果的というわけだ。

 プルシェンコ氏の指導の極意は〝札束攻勢〟にあるようだ。