【フィギュア】かなだい魅せた! 華麗な〝魚の一本釣りリフト〟でライバル超えた

2021年11月12日 16時15分

豪快なダンスの村元哉中(左)と高橋大輔(東スポWeb)
豪快なダンスの村元哉中(左)と高橋大輔(東スポWeb)

 華麗な一本釣りだ! フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯初日(12日、東京・代々木第1体育館)でアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、村元哉中(28)&高橋大輔(35=ともに関大KFSC)の〝かなだいカップル〟が70・74点をマーク。北京五輪出場「1枠」を争う〝夫婦カップル〟小松原美里、尊(ともに倉敷FSC)の68・13点を上回った。

 RDは北京五輪日本代表を見据えた「和」がテーマ。「ソーラン節&琴」の調べに乗せ、真っ赤な村元、漆黒の衣装の高橋が出色のダンスを見せた。ツイズル(多回転ターン)やステップは昨季よりも格段に進化。この日も2人のスケート靴の近さが成長を物語っていた。波と海を体全体で表現し、クライマックスでは「魚を一本釣り」をイメージした力強いリフトを披露。肉体改造した高橋の二の腕は盛り上がり、村元はまるで生きのいい魚のように跳ね上がった。

 演技を終えた2人は充実の表情。勝負のシーズンの国際試合初登場がトップバッターとなったことには「日本で開催ですごいワクワク感があったので、第1滑走に関してはあまり余計なことは考えずにいけた」(村元)、「緊張感はたくさんだったんですけど、逆に一番最初に滑れて思い切りいけたので良かったのかな」(高橋)。ライバルの小松原&尊組を超える得点に、高橋は「毎回100%を出していくことが必須だったので、この評価を頂けたのは素直にうれしいと思います。これをドンドン上げていけたら」と笑顔を見せた。

 13日のフリーは昨季に続くクラシックバレエの「ラ・バヤデール」。村元は「昨シーズンと同じ曲ですけど全く違うプログラムになっている。和の雰囲気からガラリとクラシックバレエの世界を表現できたら」、高橋は「先シーズンと同じですが、1年で成長した部分をたくさんのファンの前でお見せできれば」と話した。

 評判通りの進化を満天下にみせた「ニューかなだい」。フリーダンスは13日午後14時40分からスタートする。

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