フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、イタリア大会(5日、トリノ)が開幕し、女子ショートプログラム(SP)宮原知子(23=木下グループ)が70・85点で4位スタートとなった。

 第1戦のアメリカ大会から中1週での参戦となった宮原は、冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループは回転不足ながらも着氷。その後のジャンプをしっかりとまとめた。目標とする70点超を果たしたこともあって「少しずつ手応えは得られるようになってきた」とコメントした。

 三原舞依(シスメックス)は今季自己ベストの70・46点で5位発進となった。第2戦のカナダ大会に続く連戦となったが、出だしのダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツ―3回転トーループ、3回転フリップに着氷し、演技後は両手を突き上げた。

 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が73・52点で首位発進し、昨季の世界選手権覇者のアンナ・シェルバコワ(ロシア)は71・73点で3位。女子フリーは6日に行われる。