フィギュアスケートのNHK杯(大阪・東和薬品ラクタブドーム)のアイスダンスは28日にフリーダンスが行われ、3組中3位となった高橋大輔(34=関大KFSC)、平昌五輪代表・村元哉中(27=関大KFSC)組がやや辛めの自己採点をつけた。

 昨日のリズムダンスでは村元から「100点」と最高の評価をもらった高橋だったが、この日は多回転ターンの「ツイズル」でバランスを崩すなど小さなミスが目立った。試合後に「今日の高橋選手は何点か?」と聞かれた村元は「70点くらい、ハハハ」と苦笑交じりに断を下した。

「気持ちとしてリズムダンス、フリーダンスを無事に終えて満点なんですけど、出来としては普段しないミスが少しずつ、最初から最後まであったので。もちろん大ちゃんだけのミスではなくお互いミスなので、そういった部分でも70点なのかなと思います」

 この評価を隣で聞いていた高橋は「ホントはたぶん30点くらいだと思うんですけど(笑い)」と本音をチラリ。

「でも、100点満点をもらわなくて良かったと思います。まだまだ自分自身もできると思いますし、自分でも改善点を修正できると思っているので。もうちょっと手厳しい点数でも良かったと思っています」

 今後は12月の全日本選手権(長野)に出場予定。次は何点が出るか?