瀬古利彦氏がラスト福岡マラソンに感慨深げ「福岡があっての成長…なくなるのは私が一番寂しい」

2021年11月01日 15時59分

リモート会見を行った瀬古氏(東スポWeb)
リモート会見を行った瀬古氏(東スポWeb)

 今年で最後となる福岡国際マラソン(12月5日午後12時10分スタート、福岡市の平和台陸上競技場発着)の主催者は1日、リモートで会見を開き、国内招待選手を発表した。

 今大会は東京五輪出場選手は不在で、新型コロナウイルス禍を考慮して海外選手の招待もナシ。そんな中、元日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、東京五輪マラソン代表補欠の大塚祥平(九電工)、今年のびわ湖毎日マラソン3位の細谷恭平(黒崎播磨)、プロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)らが名を連ねた。

 日本陸上連盟の瀬古利彦副会長は「最後の福岡マラソンにふさわしい選手が集まりました」と話し、細谷と大塚を注目選手に挙げた。細野に関しては「今年のびわこマラソンで初めて知りました。13分3秒台も出しているし、今の伸び盛りで楽しみ。しっかり走ったらパリ五輪の一番手になる」と太鼓判を押し、大塚についても「東京五輪の補欠の一番手。代表選手よりもしっかり練習できていたと報告を受けていました。それをこの福岡で生かしてほしいと思います」と期待。両選手に対して「ここで3年後のパリ五輪へぜひ名乗りを上げていただきたい」とエールを送った。

 一方、今回が最後の開催となったことには「今回で残念ながら最後。私自身も5回走らせてもらって、本当に福岡があって私の成長があった」と感慨深げ。1978~80年に3連覇しているだけに「この大会がなくなるのは私が一番寂しいと思っております」と複雑な心境をのぞかせた。

 福岡国際マラソンは1947年に創設。トップ選手だけを招へいする「エリートマラソン」として開催してきたが、市民ランナーが走る「大都市型マラソン」が主流となっている昨今の事情や財政面などが考慮され、今年3月に「継続不可能」として廃止が決定した。

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