【インタビュー後編】「生涯現役」宣言だ。昨年の東京五輪で初めて実施されたスケートボードは大きな注目を集めた。そのブームの火付け役となった男子ストリート金メダルの堀米雄斗(23=XFLAG)が本紙の単独インタビューに応じたぶっちゃけトーク後編。映像制作や“御殿”建設、あのアニメとのコラボなど、思い描く「夢」を披露する――。

――米ロサンゼルス(LA)を拠点に選んだ理由は

 堀米 小さいころから米国のスケートシーンにすごく憧れていて。僕の好きなスケーターたちがLAに住んで大会で活躍したり、ビデオパートを残したり、あとはその人の生活とか見て。いつか僕もこういうプロスケーターになりたいなと思ったのがきっかけです。

 ――一昨年には自宅を購入した。大きな夢の一つが実現したのでは

 堀米 そうですね。米国で家を買えたときはすごいうれしかったです。でも、僕の好きなプロスケーターで、チームが一緒のシェーン・オニールの家に行ったときにちょっとレベルが違い過ぎて…。お城みたいな感じで「うわあ、やっぱすげえな」みたいな。上には上がいるんだなって感じましたね。だから、今はそういう家を買えるように目指しています。

 ――早くも2軒目を検討しているのか

 堀米 今年、新しい家を購入したいですね。

 ――カビゴンのぬいぐるみにメダルを飾っている。ポケモンが好き

 堀米 ポケモン、好きですね。結構昔からゲームやったり、サファイアとか。ポケモンGOとかも一時期は超はまってて、その中でカビゴンが好きという感じですね。

 ――SNSでは「名探偵コナン」に関する投稿も見受けられた。ターボエンジン付きのスケボーを操るコナンのテクニックは

 堀米 カッコいいというよりはアニメとか映画を見るとすごいなって。リアルでありえないことをやってるから面白い。でも、たまにちょっと似てる部分もあるじゃんというところもあったりするので、そこは面白いなと。いつか出たいなと思いました(笑い)。

 ――コナンに出演希望か

 堀米 実写版とかあったら出てみたいなって。

 ――アニメの中に二次元で登場するのもありか

 堀米 もしそんな機会があったら最高ですね。

 ――今年はどういう1年に

 堀米 大会出場と映像を同時進行でやりたいと思います。

 ――同時進行でできるものなのか

 堀米 いや、かなり難しいですね。そこはうまくやりながら、次のビデオパートは来年ぐらいに出す予定なので、そこに向けてという感じです。今回は結構、焦ってしまって。もっといい作品に仕上げるには、いろんな世界を回ったり、時間をかけないと本当にいい作品は作れないんだなと。そこをちゃんとできるように頑張りたいですね。

 ――滑ってみたい国や場所は

 堀米 最近行きたいと思ったのはミュンヘンとか、ドイツに行きたいなと思いましたね。最近出た映像で、いいスポットで滑っているプロスケーターがいて。そこにめっちゃ行きたいなと思いました。

 ――将来的な結婚願望はあったりするのか

 堀米 結婚はいつかはしたいです。本当に運命の人と出会えればという感じです。理想の女性? 結婚相手だったら、いろいろスケートのことをサポートしてくれて、ご飯も作ってくれたり、そういった生活面もサポートしてくれる子がいいですね。

 ――ということは生涯スケボーは続けるつもり

 堀米 そうですね。スケボーにずっと乗っていたいですね。死ぬまで乗っていたい。

 ――おじいちゃんになって腰が曲がっても

 堀米 なんとかしてでも乗りたいですね。最悪は触ってるだけでもいいですね。触っておけば(笑い)。

 ☆ほりごめ・ゆうと 1999年1月7日生まれ。東京・江東区出身。スケーターであった父の影響で6歳からスケートボードを始める。幼少期から3メートルもあるバーチカルランプを滑り実力をつけて、10代初めからは国内の大会で常に上位にランクイン。高校卒業後の2017年に渡米してさらに才能を開花。18年にストリート・リーグ(SLS)で日本人初の優勝を果たす。21年に世界選手権、東京五輪で金メダルを獲得した。170センチ、55キロ。