【パラリンピック】コロナ禍だからこそ「いろんな工夫を」 パラアスリートが生徒に熱弁

2021年05月22日 14時17分

オンライン会見で観戦を呼び掛けた山本恵理(日本財団パラリンピックサポートセンター提供)
オンライン会見で観戦を呼び掛けた山本恵理(日本財団パラリンピックサポートセンター提供)

 日本財団パラリンピックサポートセンターが主催する「あすチャレ!ジュニアアカデミー」が22日、オンラインで行われた。

 当プログラムは、2018年10月から開始。スポーツを通じ、共生社会への気づきや学びの機会を提供することが目的で、パラ・パワーリフティング女子55キロ級の山本恵理(38=日本財団パラリンピックサポートセンター)が講師として、灘中学校・高等学校(兵庫・神戸市)の生徒たちに熱弁を振るった。

 授業内では「コロナ禍で『我慢している』行動、できなくて『もやもや』すること」などのテーマを設定した上で、グループワークを実施。生徒からは「みんなと遊べない」などと悲痛な叫びが聞かれた。山本によると、コロナ禍の生活と障がい者の生活は、共感できる部分が多いと話す。「障がいと感じているのは選択肢がないとき。みんなにあるのに私にないと感じたとき」。多くの人にとって当たり前なことをできないときに、もやもやを感じるという。

 とはいえ、もやもやしているだけでは前に進めない。「いろんな工夫をしないといけない」と、車いすユーザーならではの工夫をクイズ形式で生徒たちに紹介。〝創造力〟の大切さを訴えた。

 また、開幕まで残り3か月となった東京パラリンピックに向けては「オンラインでもいいから見てほしい。できるだけたくさんの競技を見てほしい」と呼びかけた。

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