F1レッドブルでマックス・フェルスタッペンに代わってリザーブの角田裕毅が〝代役〟に指名された。

 英メディア「GPブログ」は「レッドブル・レーシング、不機嫌なフェルスタッペンの代役として角田裕毅を起用」と報道。「角田がレッドブルで再びチャンスを得る見込みだ。フェルスタッペンが鈴鹿でのテストを欠場するため、この日本人ドライバーが近日中に彼の代役を務めることになる」と日本グランプリ(GP)終了後の31日と4月1日の2日間にわたって鈴鹿サーキットで行われるタイヤテストで、フェルスタッペンが欠場して代役に角田の登板が決まったと伝えた。

「ピレリのテストが予定されている。このテストでは、レッドブルとレーシングブルズの両チームがコースに繰り出す。現在、技術規則にかなり不満を抱いているフェルスタッペンは、最大の欠席者となる。日本からの長時間のフライトを経て、月曜日の未明にモナコに戻った」と角田起用の背景を指摘する。

BBCでの発言が波紋を呼んでいるフェルスタッペン(ロイター)
BBCでの発言が波紋を呼んでいるフェルスタッペン(ロイター)

 テストではあるが、角田にとっては大きなチャンスになると同メディアは強調。「レッドブルでの角田の2度目のチャンス」とした上で「いずれにせよ、角田は今回のタイヤテストでフェルスタッペンの代役を務める機会を得る。角田にとってフェルスタッペンのチームメートとしての座を失って以来、サーキットでレッドブルのマシンをドライブするのはこれが初めてとなるからだ」と説明した。

 オランダメディア「NLスポルトニウス」も「角田にとって、これはメインチームに好印象を与える絶好の機会だ。角田は昇格を狙っており、今回のテスト走行で自身の能力を示すことができるだろう」と期待を寄せた。

 折しも、フェルスタッペンが引退の意向を英公共放送「BBC」に表明したばかりで、その去就が不透明になっている状況。角田は着実にアピールの機会で結果を出していくことで、待望のF1シート復帰も見えてきそうだ。