国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が17日、来年夏に延期した東京五輪・パラリンピック大会の選手村(東京・中央区晴海)を視察した。

 大会関係者に出迎えられて選手村に到着したバッハ会長は居合わせた現役アスリートとも談笑。パラバドミントンの里見紗李奈とは〝ヒジタッチ〟を行い、テンションが上がったバッハ会長はIOCエンブレムのピンバッジをプレゼント。思わぬサプライズに選手たちは大喜びだった。

 視察を終えたバッハ会長は「素晴らしいところでした。これならアスリートはリラックスして安心して過ごせると思う」と大満足だった。