ハンドボール元日本代表・宮崎大輔容疑者(39)が名古屋で起こした暴行事件で、被害者はこの夏に不倫同棲報道のあった新体操元日本代表・深瀬菜月(26)だったことが、本紙の取材で分かった。事件により不倫継続までバレた形だ。深瀬はなぜ〝恋人〟相手に110番したのか――。

 3日午前9時過ぎ、宮崎容疑者は勾留先の愛知県警中署から送検された。単体での送検ではなく、この日送検される他の容疑者たちと一緒に、警察車両に乗り込んだ。険しい表情をマスクで隠し、両手には手錠…。「王子」「レジェンド」ともてはやされたかつての面影はなかった。

 宮崎容疑者は2日未明、名古屋市内にある航空会社系ホテルの一室で、交際女性と痴話ゲンカになり、髪の毛を引っ張るなどの暴行を加えた疑い。女性が自ら110番した。

「被害にあったその交際相手というのは、新体操日本代表『フェアリージャパン』の一員で8年前、ロンドン五輪に出た深瀬菜月さん」と声を潜めるのは地元警察関係者だ。

 2人はさる8月、都内で同棲中であるところを写真誌「フラッシュ」にキャッチされた。宮崎容疑者は妻子持ちだが、同誌の直撃に本人は、妻と5年以上前から別居し、昨年から離婚調停中だと明かしている。このときは、深瀬との同棲を認めるも「付き合ってるって感じじゃない」としたが、今回の事件で不倫続行がバレた格好だ。

 事件発覚のきっかけは深瀬による110番通報だった。交際女性が身の危険を感じて通報するのだから、男女の痴話ゲンカのレベルを超えていたということなのか…。

 一部報道によれば、宮崎容疑者の暴力は深瀬の髪の毛が抜け落ちるほどだったという。宮崎容疑者は犯行当時、泥酔状態で、調べに対し「財布の奪い合いになり、揉み合いになったが、髪は引っ張っていない」などと否認している。

「彼は酒グセが悪く、酔うと気が大きくなるタイプ。力の加減もコントロールできない。長年、隣で見てきた深瀬さんだけに、当日の彼は警察を呼ばなければ〝止められない〟と考えたのかもしれません」(関係者)

 宮崎容疑者は猛省するしかない。