小池百合子東京都知事(69)が〝バカボンのパパ化〟にキャラ変? 最近のツイッターで、普段とは明らかにテイストが異なる投稿を連発し、波紋が広がっている。

 小池氏は6日夜、政府が北海道に電子戦部隊の配置を検討しているニュースに「おう。。ようやく〝電磁波〟対策が具体になったのか。なるほど。」とツイート。これまで新型コロナ対策や都の取り組みなどをツイートしていた中、個人的な感想を漏らすのは珍しいことだが、それだけでなくフランクな物言いにネット上は騒然となった。

 アカウント乗っ取り? 秘書やスタッフの投稿? 裏アカウントに書き込むのを間違えた誤爆? 諸説が飛び交う中、小池氏の元秘書である尾島紘平都議は「小池さんはもともとこんな感じですよ。最近は影を潜めていましたが。『中の人』などいません」と、乗っ取りや別人の投稿説などを否定した。

 ただ騒動が収まらなかったのは、小池氏の第2弾の投稿だ。7日の昼過ぎに過去の国会質疑の映像を引用し、「ニコニコ動画 2011年の衆議院予算委員会での質問なのだ。」と投稿。これに「バカボンのパパ?」「小池氏が急にオヤジ口調になっているが大丈夫か?」と、再び乗っ取り説や別人説が物議を醸した。

 都庁報道課は「都の管理ではなく、小池氏個人のツイートなので関知していない」と困惑の色を隠せなかったが、小池氏の最側近で都民ファーストの会の荒木千陽代表は「これを誤爆と勘違いするとは、、、、」とツイート。改めて〝小池氏の本人投稿〟と断定した。

 いったい小池氏の身に何があったのか? 小池氏を知る永田町関係者は「『おう』とか『なのだ』は驚くかもしれませんが、尾島氏が言うように普段はこんな口調です。もともとネットを使い始めた国会議員の先駆者で、ツイッターのフォロワーは92万人もいる。河野太郎氏のようにくだけた感じで使いたかったのではないか」と推測する。

 今夏の参院選には荒木氏が立候補予定で、注目度を再び上げるため、ツイッターでは〝素の小池百合子〟を出していく戦略なのかもしれない。