コロナ感染者は同一人物?銀座の高級クラブ「臨時休業」相次ぐワケ

2020年03月31日 16時25分

 厚生労働省クラスター対策班のメンバーを務める西浦博・北海道大教授は30日、都内の繁華街での感染が疑われる状況について「患者の行動履歴などからどこで感染したかの可能性を検討した結果、接待を伴う飲食業で集中して見られた」と述べた。

 そんな中、亡くなった志村けんさんが通っていた銀座の高級クラブがクラスター感染を恐れ、臨時休業していることが明らかになった。

 銀座の黒服は「志村さんは、銀座の高級クラブに週に2~3回は来てました。銀座では異色な店で、若いホステスが多く、六本木のキャバクラのようなノリのクラブなんです。そこで飲んだ後にガールズバーが締めの日課だったようです。志村さんが新型コロナウイルスに感染したと発表された直後から、そのクラブは臨時休業しています」と言う。

 また、銀座では他のクラブに出入りしていた客にも感染の疑いが出ている。

「専門家で組織する厚労省のクラスター対策班の調査によると、複数の感染者は銀座や六本木の高級クラブなどを利用していたことが判明しているんです」(医療ライター)

 クラスター対策班の調査通り、銀座の老舗クラブの顧客から感染者が出ていたという。

 クラブ関係者は「老舗クラブの顧客から感染者が出て、濃厚接触者の店のスタッフも感染していたことが明らかになって、他にもクラスター感染を恐れて、30日から臨時休業する銀座のクラブが相次いでいます」と語る。

 銀座のクラブを利用する客は“ハシゴ”する傾向がある。

 銀座のポーターは「昨年オープンしたチェーン店も臨時休業。他店の客で感染者が出たので、ハシゴによる感染を恐れたんですよ。その他にも老舗クラブの顧客に感染者が出て臨時休業。別の大箱クラブの顧客にも感染者が出た。銀座の客はハシゴが多いですからね。もしかすると各店でカウントされた感染者は同一人物の可能性もある」とみている。