フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に残留することが決まった同国代表FWキリアン・エムバペ(23)が手にする仰天の契約総額が明らかになった。

 エムバペはスペイン1部レアル・マドリードと一度は入団で合意しながら署名前にドタキャンして、PSGと2025年夏までの契約延長を発表した。

 PSG側は〝全権選手〟など前代未聞の待遇でエムバペを翻意させたが、スターが手にする巨額マネーを英紙「サン」が報じている。

「エムバペはRマドリードを裏切ってPSGに残留することで、5億ポンド(約800億円)以上をポケットに入れる」と報道。その内訳として「週給は160万ポンド(約2億5600万円)、年俸は8000万ポンド(約128億円)という驚異的な金額で、世界最高額のプレーヤーになる。また、驚がくの2億5000万ポンド(約400億円)の更新料まで懐に入れるとの見方もある」。代理人や家族などへのボーナスも含めると、その総額は「5億700万ポンド(約811億円)相当の3年間の契約」というとんでもない額に達するとみられている。

 ここまで途方もないほどの札束を積まれては、エムバペの心が揺らぐのも無理はないだろう。カタールの国家がバックにいるPSGの〝底力〟が改めて浮き彫りになった。