フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する同国代表FWキリアン・エムバペ(23)が今夏にスペイン1部レアル・マドリードに加入することに同意したとスペイン紙「マルカ」が報じた。

 今シーズン限りでPSGと契約満了となるエムバペはかねてRマドリード入りがささやかれている中、フランス1部リーグの年間表彰式の行われた15日に来季去就について聞かれると「ほぼ決まっている」と語っていた。同紙は「エムバペは先週の初めにマドリードを訪れて9、10日は合意に達したことが明らかになった2日間だった」とし「エムバペはRマドリードに入ることに同意し、クラブ側にPSGとの契約が満了してから次のステップに進むように求めた」と伝えた。

 また米メディア「アスレチック」も「エムバぺはRマドリードと個人契約に合意した」と指摘し、英「BBC」も「スペインリーグのチャンピオンは彼(エムバペ)が間もなく自身の決定を公表することを期待している」と報じている。

 各メディアによると、移籍金なしのフリーで加入するエムバペは5年契約で年俸2500万ユーロ(約33億5000万円)になるという。