イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が、慈善団体セーブ・ザ・チルドレンのアンバサーを退任することになった。

 C・ロナウドは9日のエバートン戦で0―1と敗戦後、ロッカーに戻る途中に待ち構えていた14歳少年が持つ携帯電話を右手で叩き落として破損させたが、これに母親が激怒。母親は少年が自閉症だったことを明かし「泣いてショックを受けている」と話すなど、まさかの〝暴行〟に大きな波紋が広がっている。

 C・ロナウドも自身のインスタグラムを通じて「激高したことをお詫びします。可能であれば、フェアプレーとスポーツマンシップの証しとして、このファン(14歳少年)をオールドトラフォード(本拠地スタジアム)での試合に招待したいと思います」と謝罪。しかし母親はC・ロナウドへの反発を強めている。

 そんな中、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「C・ロナウドの謝罪は十分ではなかった」とし「セーブ・ザ・チルドレンはクリスチアーノ・ロナウドのチャリティー大使を取り消した」と報道。2012年から10年も務めてきたアンバサダーの契約を解除されたという。

 1919年に英国で設立されたセーブ・ザ・チルドレンは、子供たちを保護や支援活動を行っている民間の国際援助団体(NGO)。それだけにC・ロナウドのイメージダウンは避けられないが、すでに各種スポンサーの撤退がささやかれており、大きな代償を払うことになりそうだ。