欧州サッカー連盟(UEFA)が13日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントの抽選会を開催したが、八百長疑惑まで飛び出す大混乱が起き、前代未聞の再抽選を行うことが決まった。

 決勝トーナメント1回戦のカードは、ベンフィカ(ポルトガル)―レアル・マドリー(スペイン)、ビリャレアル(スペイン)―マンチェスター・シティー(イングランド)、アトレチコ・マドリード(スペイン)―バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、ザルツブルク(オーストリア)―リバプール(イングランド)、インテル(イタリア)―アヤックス(オランダ)、スポルティング・リスボン(ポルトガル)―ユベントス(イタリア)、チェルシー(イングランド)―リール(フランス)、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)―マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に決定した。

 しかし、この抽選を巡って不正が指摘されている。英紙「サン」は「UEFAの抽選会は壮大な茶番劇になった。ファンはCL決勝トーナメントの抽選が〝修正〟されたと確信している」と報道。ネット上でも八百長疑惑を指摘する声が相次いでいる。

 決勝トーナメント1回戦の抽選のルールでは、1次リーグの1位と2位が対戦し、同じ国のクラブ同士や1次リーグで同組だったクラブは対戦しないことが定められている。しかし、UEFA側はクラブ名が記載されたボールを引く際に、この抽選規定に抵触する可能性がある状況で何度も抽選を行ってしまった。抽選会の最中に修正を試みたが、平等な条件でのもとでの抽選ができないまま終了。ミスに絡んだPSGがマンチェスターUとの対戦となり、FWリオネル・メッシとFWクリスチアーノ・ロナウドの夢対決を実現させるための〝陰謀論〟まで飛び交っている。

 また、UEFAのミスで優勝候補のBミュンヘンと激突することになったAマドリードは正式に抽選のやり直しを要請。UEFAは再抽選を決定したが、今も大混乱に陥っている。

 UEFAの凡ミスで、世界最高峰の舞台に泥を塗る格好となってしまった。