イングランド・プレミアリーグ、リバプールの日本代表MF南野拓実(26)が、今季限りで退団するスポーティングディレクターのマイケル・エドワーズ氏によるワースト5の補強選手入りしてしまった。英紙「デーリー・スター」が伝えた。

 エドワーズ氏は2016年から同職に就くと、選手獲得面で手腕を発揮し、18―19年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇や19―20年シーズンのリーグ優勝などを支えた。同紙は、そんな同氏が手がけた補強を振り返り、ワースト5とベスト5を挙げた。ワーストは南野のほか、MFティアゴ、MFアレックス・オクスレードチェンバレン、MFナビ・ケイタ、GKロリス・カリウスだった。

 ワーストの一人である南野については「20年1月にザルツブルク(オーストリア)から移籍し、多くの期待を背負ったが、サラーやマネの座を奪うことは決して容易なことではなかった。本来の能力をほとんど発揮できず、FWディオゴ・ジョタの加入で順位が下がり、昨季後半はサウサンプトンにレンタルされ、デビュー戦での得点を除けば、ほとんど記憶に残らない数か月を過ごした」と低い評価を与えられた。

 ちなみにベスト5は、GKアリソン、DFジョエル・マティプ、DFアンディ・ロバートソン、DFファージル・ファンダイク、FWモハメド・サラーだった。