スペイン1部バルセロナの新監督にシャビ氏(41)が就任することが決定したと複数の同国メディアが報じている。

 今季の成績不振によりロナルド・クーマン監督が解任となり、後任を巡る報道が相次いでいた。かねてバルセロナのレジェンドであるシャビ氏が最有力候補として上げられていたものの、カタール1部アルサッドの指揮官を務めていたこともあり、交渉は難航していた。

 しかし、ここに来て事態は一変。アルサッドは、チームの公式ツイッターで「シャビ監督のバルセロナ移籍について、契約に定められた契約解除金の支払いを受け、正式に合意しました。今後のバルセロナとの協力関係についても合意しています。シャビはアルサッドの歴史の中で重要な存在であり、彼の成功を願っています」とつづった。

 この発表を受け、スペイン紙「マルカ」は「元バルサの主将は、今シーズンと次の2シーズンの契約を結び、まもなくバルサのチームに合流する予定です」と速報。同国紙「スポルト」は「シャビは週末にバルセロナに到着する予定で、来週初めには新監督の就任会見が行われる見込みです」と伝えた。

 選手時代は数々のゴールでバルセロナの勝利に貢献してきたシャビ氏。今度は監督としてバルセロナをけん引する。