欧州チャンピオンズリーグ(CL)で今季初先発したフランス1部マルセイユのDF長友佑都(34)に〝失格〟のラク印が押された。

 長友は9日に行われたCL1次リーグのマンチェスター・シティ(イングランド)戦に、負傷したDFジョルダン・アマビ(26)の代役として先発。日本代表で同僚のDF酒井宏樹(30)とともに揃ってフル出場した。

 しかし攻守に精彩を欠いてチームは0―3の完敗。フランスメディアでは長友への最低評価が相次いだ。

「フランスフットボール」は10点満点中で3点。さらに「マキシフット」も最低タイの3点を付けたうえで「負傷したアマビがいない試合で、早い段階から受け身になりすぎた。守備面で存在感がなく、攻撃面でもスムーズにいくことはなかった。(周囲を)納得させることができなかった」と酷評した。

 今季マルセイユに加入した長友は出場機会が限られる中、欧州屈指の強豪を相手にレギュラー奪取へアピールしたいところだったが、逆に評価を下げてしまった。今後も厳しい状況が続きそうだ。