日本代表の森保一監督(53)が、国内組で臨む7月の東アジアE―1選手権(茨城、豊田)に常連組のDF長友佑都(FC東京)、FW大迫勇也(神戸)、DF酒井宏樹(浦和)を招集しないことを明言した。

 28日に取材に応じた森保監督は、東アジアE―1選手権のメンバー選考の方針について説明。すでにベテランの常連組は招集しない考えを示していたが「招集を見送ろうと思っている選手たちは、長友、大迫、酒井で招集しない方向で考えている。現在決めているのはその3人。今回のE1には招集しない方向で考えたい」と名前を挙げて明言した。

 その上で招集する選手については「ほかにもW杯に出ている選手もいるが、そこは状況を見て考えていきたい。あとはW杯に向けての戦力として可能性のある選手、Jリーグで今活躍している選手、U―21(代表)で先日のアジアカップで活躍した選手たちを数名選んでいきたい」と方針を語った。

 特に伸び盛りの2024年パリ五輪を目指す世代は大きな注目を集めているが「年齢関係なくポジション争いをしてもらう。試合に出るために自分の特徴を発揮してもらいながら、チームの中で自分の良さを発揮してもらいたい。まずはどんどんアピールしてほしい。どん欲に試合に出るというのをぶつけてほしい」と期待を寄せた。

 東アジアE―1選手権はフレッシュな顔ぶれとなりそうだ。