武田修宏氏 森保ジャパンに緊急提言「必ず立て直せる」

2020年01月22日 16時30分

2018年2月、武田氏(左)は本紙企画で森保監督と対談

【武田修宏の直言!!】東京五輪サッカー男子代表にバッシングが吹き荒れている。五輪アジア予選を兼ねるU―23アジア選手権(タイ)で屈辱の1次リーグ敗退。森保一監督(51)には批判が集中し、A代表監督との兼任解消を求める声とともに解任論も浮上して苦境に立たされている。そんな中で、指揮官とともに日の丸を背負って戦った元日本代表FW武田修宏氏(52=本紙評論家)が森保ジャパンに緊急提言――。


 東京五輪の開催を前にU―23日本代表と森保監督へのバッシングがすごいね。同アジア選手権では未勝利のまま1次リーグで敗退したから、いろいろな意見が出るのも仕方ないけど、まずは本番に向けてしっかり強化を進めてほしいかな。

 そのためには主軸となる選手を固定したほうがいいんじゃない? これまでは試合ごとに招集するメンバーが大きく変わっていた。例えば昨年12月にU―22ジャマイカ代表戦を戦ったメンバーから、U―23アジア選手権に選出されたのはわずか6人。これでは連係は高まらないよ。

 大幅なメンバー変更を強いられたのは、クラブ側の事情があったんでしょう。でも五輪で表彰台を狙うには、しっかりと戦えるチームをつくらないといけないし、少なくとも主軸となる選手は毎回招集したい。オーバーエージ選手も含めて早期に“五輪チーム”を編成したほうが金メダルに近づくはず。
 
それと、解任論が出ている森保監督についてだけど、責任がないとは言わない。ただ日本人監督でJリーグを3度制した彼よりも結果を出した指導者はいないから。覚悟を持ってA代表と兼務しているし、常にプレッシャーと闘っている。仮に辞めさせたら、今後、日本人で代表監督をやろうという指導者は出てこないんじゃないかな。ここから必ず立て直してくれるよ。
 
森保監督とは1993年に日本代表として共にドーハの悲劇(米国W杯アジア最終予選の最終戦で出場権を逃す)を戦った仲間だし、最後まで応援したい。あとはリラックスしてもらいたいね。プレッシャーから少しでも解放してあげたいから、ラモスさん(瑠偉=62)、カズさん(FW三浦知良=52、横浜FC)、ゴンさん(FW中山雅史=52、沼津)を呼んで慰労会&激励会を開きたい。
 
みんな忙しいけど、森保監督のためなら集まると思うし、そういう場も必要じゃないかな。森保監督にも連絡しなきゃ。ぜひ実現させたいね。