30日に配信されたWWE「NXT:ハロウィン・ハボック」で〝暗黒の逸女〟こと紫雷イオ(30)が、キャンディス・レラエ(35)を下し、NXT女子王座を防衛した。

 5日配信大会で退けたばかりのキャンディスとの再戦は、スピン・ザ・ウィール(回転ボード)により、テーブル、ラダー&スケアーズ戦で行われることが決定した。ラダーを使ってリング上空につるされたベルトを取った者が勝者になるルールだが、イオはフラップジャックからトペ・スイシーダを放って先制。さらに場外でのスープレックスやダブル・ニーで畳みかけた。

 しかし、中盤になってまさかの苦戦を強いられる。解説席のノートパソコンで反撃され、月面水爆をかわされてパイプいすに自爆。さらにパイプいすでめった打ちにされたうえ、619もかわされ、ネックブリーカーでテーブルに叩きつけられてKO寸前となってしまった。

 さらに、そこに謎のゴーストフェイスが乱入し、キャンディスをラダートップに運ぶ大ピンチ。しかし、ハロウィン・ハボックのホストを務めるショッツィ・ブラックハートが、ゴーストフェイスを攻撃してリング外に排除した。

 その間に息を吹き返したイオは、もう1つラダーを持ち出してキャンディスと対峙。ラダー上の攻防ではサミングで落下させられたが、今度は下からラダーを倒し、キャンディスを場外のラダーに激突させて戦闘不能にさせることに成功。最後はリングに1人残ったイオが、つり下がったベルトを悠々とゲットして勝利した。