【WWE】AJスタイルズがブライアン下しIC王者に 中邑とのタイトル戦はあるか?

2020年06月13日 13時44分

中邑真輔は不敵な笑みを浮かべてコフィ・キングストン(右)の顔面を踏みつける(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド12日(日本時間13日)発】WWEのスマックダウン(SD)大会が開催され、インターコンチネンタル(IC)王座決定トーナメント決勝は、AJスタイルズ(43)がダニエル・ブライアン(39)を下し、新王者に輝いた。

 AJは1回戦で中邑真輔(40)を撃破。準決勝はアライアス(32)が負傷棄権したため、労せずして決勝へ進んだ。しかし、先週大会でブライアンの盟友ドリュー・グラック(33)とシングル戦を行い、ジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれて3カウントを奪われる醜態をさらした。

 試合は精神的に優位に立ったブライアンが開始から攻め込む。しかし関節技に耐え抜いたAJが15分過ぎから一気に反撃。最後はイエス男のダイビングニーを捕獲すると、強烈なスタイルズクラッシュ一撃。すぐさま必殺のフェノメナール・フォアアームで勝利を決めた。

 AJは「WWE王座もUS王座も手中にしたが、このベルトは初めてだ。神に感謝したい…」と感無量の表情。祭典「レッスルマニア36」で“怪人”ジ・アンダーテイカーに埋葬されて一度は死んだ身だけに、感慨もひとしおのようだった。

 同王座はかつてのライバル、中邑が昨年7月から1月まで保持していたベルト。王座戦での再会マッチに期待が高まってきた。

 その中邑はセザーロ(39)とのコンビでSDタッグ王者のニュー・デイ(コフィ・キングストン、ビッグE)とノンタイトル戦で激突。中盤までは王者組のテンポのよい連係に手を焼いたものの、勝負は一瞬で決まった。

 8分過ぎ、コーナー上の攻防を制したコフィがフロッグスプラッシュを放つ。しかし中邑はスタンディングの状態から左ヒザを叩き込んで迎撃。ヒザを相手のボディーに突き刺したまま、体を巧みに横に反転させて押さえ込んでみせた。人気者の元WWE王者から完璧な3カウントを奪った中邑は、してやったりの表情だった。

 久々に現王者から勝利を挙げた中邑は、相棒セザーロとベルト奪取のポーズを誇示して気勢を上げた。これでAJとのIC王座戦、初のSDタッグ王座戴冠も視野に入った格好だ。

 メインでは、2日後のPPV大会「バックラッシュ」(14日)でザ・ミズ(39)、ジョン・モリソン(40)と2対1ハンディキャップ王座戦を行うWWEユニバーサル王者の“巨獣”ブラウン・ストローマン(36)が登場。ヘビー・マシナリー(オーティス&タッカー)と組んでミズ、モリソン、ドルフ・ジグラー(39)組と対戦した。

 王者は愛車の窓ガラスを割ったり、頭上からペンキを落とすなど陰湿な嫌がらせ行為を続ける挑戦者組に怒りを爆発させ、場外戦でまとめて粉砕。最後は「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」男子MITBラダー戦優勝のオーティスが、恋人の“ビキニ女王”ことマンディ・ローズの黄色い声援を受け、ジグラーをキャタピラー(尺取り虫式エルボードロップ)で沈め、王者の防衛を後押しした。

「バックラッシュ」は日本時間15日、WWEネットワークで配信される。