WWE・NXTで“暗黒の逸女”紫雷イオ(29)が強烈なアピールを続けている。

 配信されたNXT大会では、スターダム時代のライバルだったNXT・UK王者トニー・ストーム(24)と一騎打ち。イオがフットスタンプからのダブルニーを決めて攻め込めば、トニーもジャーマンからカウンターのラリアートで反撃して激しい攻防を展開した。

 トニーはイオが「いくぞー!」と叫んで放った619をロープ際でキャッチし、ドロップキックを叩き込んで場外に蹴落とした。続けてトぺを狙ったところで、突如ビアンカ・ブレア(30)がトニーを襲撃。試合はイオの反則負けとなったが、ビアンカは遺恨のあるイオにもエルボーをぶち込んだ。

 さらにはNXT女子王者リア・リプリー(23)も登場してビアンカと乱闘。ここで復活したイオが、リアにハイアングルのスプリングボードドロップキックだ。怒りの表情でビアンカも場外に投げ捨てると、場外の2人めがけて豪快なムーンサルトアタック。リアとビアンカを吹っ飛ばすと「ウオーッ!」と絶叫して、観衆に猛アピールした。

 最後はトニーのトペスイシーダを食らったものの、今週も大暴れ。ロウ&スマックダウン昇格へ向けて、暗黒の逸女は存在感を高めていく。

 王者リア対トニーのNXT女子王座戦が行われる「ワールズ・コライド」は日本時間26日にWWEネットワークでライブ配信される。