女子プロレス「センダイガールズ」10月13日の仙台サンプラザホール大会でワールド王座に挑戦する橋本千紘(27)が、ディアナ所属の王者Sareee(23)に苦言を呈した。6月8日に奪われた至宝の奪還へ闘志みなぎる怪物は、29日の東京・新木場1stRING大会で行われたタッグの前哨戦で大暴れ。スピアー、ラリアートでたたみかけ、最後は強烈なパワーボムで直接、王者から3カウントを奪った。試合後は「もっともっとテンション上げてきてください」と勝ち誇り「なんだか、Sareee選手は今回のタイトル戦に集中できてない気がしますね。挑戦者だけど、言わせてもらいますよ。いろいろあるのは分かるけど、今のままなら私が簡単に勝ちます」と厳しい言葉を突きつけた。

 本紙既報の米「WWE」挑戦の行方や藤本つかさ(36)との遺恨など、話題先行になりつつある現状を“口撃”した格好だ。これに対しSareeeは「確かに世界とか藤本とかディアナの試合とかいろいろあるけど、今は今度の防衛戦だけに集中してます。でも、必ず防衛するためにもっと集中しないといけないですね」と危機感を口にした。すでに火花バチバチの2人。最後に笑うのはいったい…。