新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」23日大田区総合体育館大会のDブロック公式戦で、KOPW保持者の鷹木信悟(39)がYOSHI―HASHI(40)を下し初勝利を挙げた。

 同い年でともにアニマル浜口ジム出身のYOSHI―HASHIとの初シングルマッチは、壮絶な意地の張り合いとなった。MADE IN JAPAN、パンピングボンバーと得意技を連発した鷹木だったが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンをDDTで切り返されると反撃にさらされる。

 ヘッドバットの応酬からショートレンジのパンピングボンバーを狙ったところで、カウンターのカルマを決められる。これはYOSHI―HASHIのカバーが遅れたために九死に一生を得るも、左右のエルボー連打からラリアート、トラースキックを浴びて劣勢に。カナディアンデストロイヤー、KUMAGOROSHI(ノーザンライト)と大技を立て続けに喰らってしまう。

 さらに強烈なラリアートからカルマを狙われて万事休すかと思われた鷹木だったが、これを間一髪で回避するとグラウンドコブラで切り返す。意表を突く技で辛くも逆転の3カウントを奪って見せた。

 初戦(17日、札幌)ではジュース・ロビンソンに敗れまさかの黒星発進。なんとか連敗を阻止して星取りを1勝1敗の五分に戻した。「札幌で俺は1敗を喫した。あれは重かった。だが今日の1勝もものすごく重たかった。要はG1っていうのはそれだけ重みのあるリーグ戦なんだよ」と充実の表情を浮かべた。

 大苦戦を強いられたYOSHI―HASHIを「同じ昭和57年生まれ、間違いなくアイツも成長してるな、進化してるよ。頼もしい同い年だ。悔しいんだけど、試合には勝って勝負に負けたって感じだな」と称えたが、Dブロックの突破は誰にも譲れない。BブロックのIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトから名指しで挑発を受けていた鷹木は「舐めやがって。そう遠くない将来、必ずお前の前にたどり着いてやるからな。その前にまずこのブロック、残り1敗もせずに勝ち残ってやる。今日からスタートだ!」と豪語していた。