新日本プロレス12日大阪上ホール大会で行われたNEVER無差別級選手権は、カール・アンダーソン(42)がタマ・トンガ(39)を破り、第37代王者に輝いた。

 バレットクラブのメンバーとして新日本マットに帰ってきたアンダーソンは、BCから追放したかつての盟友・タマのベルトを奪ってみせた。ユニットのオリジナルメンバーとして共闘し、互いを知り尽くす両者の王座戦は、一進一退の攻防の連続。アンダーソンはかつてパートナーだったジャイアント・バーナードの得意技バーナードライバーまで繰り出して攻め立てた。

 SRC(変型デスバレーボム)、シュプリームフロー(フライングボディープレス)で反撃を許したアンダーソンだが、DSD(変型ドライバー)には行かせない。さらにセコンドのドク・ギャローズが介入し、試合の流れを変える。ギャローズをガンスタンで排除したタマに忍び寄り、電光石火のガンスタンをさく裂させ、3カウントを奪ってみせた。

 こよなく愛するサッポロ黒ラベルを飲み干したアンダーソンは「サッポロ、オイシイ…。タマ・トンガは強いし、驚くほどタフな戦いだった。俺はセンパイで、アイツはコウハイだった。タマチャンは、ザ・マシンガンから多くを学んだんだ」と、因縁の王座戦を振り返った。

「G1クライマックス」(7月16日、札幌で開幕)には不出場となるものの「新日本でもAEWでも、インパクトレスリングでもWWEでも、どこからの挑戦でも受けて立つ。俺のNEVERのベルトに挑んで来い」と、挑戦者を公募していた。