
新日本プロレス25日の広島大会で行われたNEVER無差別級6人タッグ選手権EVIL、高橋裕二郎(41)、SHO(32)組がタマ・トンガ(39)、タンガ・ロア(38)棚橋弘至(45)組の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。
「ハウス・オブ・トーチャー」の悪の連係が冴えわたった。孤立した裕二郎が棚橋のスリングブレイドからタマのシュプリームフロー、タンガのダイビングヘッドバットと波状攻撃を浴びて窮地に陥る。ならばとセコンドのディック東郷が介入を試みるも、邪道に排除されてしまい苦境が続く。
それでも裕二郎がタンガのエイプシット(変型ドライバー)を切り抜けると、場外からEVILがリングに上がり急所攻撃。さらにはSHOがトーチャーツール(レンチ攻撃)を浴びせて一瞬にしてタンガをKOする。絶好アシストを受けた裕二郎がBIG JUICE(インプラントDDT)をさく裂させ、逆転勝利を収めてみせた。
3月にバレットクラブから「G.o.D」を追放。今シリーズ最終戦5月1日福岡ペイペイドーム大会ではNEVER無差別級王者のEVILがタマとV3戦、裕二郎がタンガとのシングル戦と抗争はまだまだ続く。EVILは「これがよ! 本隊とハウス・オブ・ザ・トーチャーの実力の差だ。オイ、タマ! お前のリベンジは、大失敗に終わったな。オイ、次はよ、お前自身が福岡で大の字に寝る番だ。人生で一番の挫折を味合わせてやるよ。よく覚えとけ!」と通告していた。
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