【新日本】タイチ「時が来た!」G1で同門対決・みのるに不穏予告 

2020年09月18日 11時30分

11日の後楽園大会でタイチとみのる(右)は、お互いの首をつかみ合った

 新日本プロレスのIWGPタッグ王者・タイチ(40)が祭典「G1クライマックス」(19日、エディオンアリーナ大阪で開幕)に不穏予告だ。実力者が揃うAブロックで特に注目を集めるのが、23日に北海きたえーる(札幌市)で実現する鈴木みのる(52)との鈴木軍同門対決。決戦前からタイチは殺伐とした空気を醸し出すが…。

 タイチにとって、G1は特別な舞台だ。ヘビー級に転向した2018年は出場メンバーから落選。屈辱をバネにNEVER無差別級王座を獲得するなど結果を残し、昨年は自力で出場枠を勝ち取ったが、4勝5敗と不本意な成績に終わった。

「関取としてあるまじき負け越し、そして疲労困ぱい…。あんな経験したから今年はもういいやと思ってたけど、なかなかメンバー揃ってるな。Aブロック、ほとんど俺の嫌いなやつじゃん」

 IWGPタッグ王座を巡り抗争した飯伏幸太(38)、2月の札幌大会で敗れたオカダ・カズチカ(32)らとの同組に発奮する。しかも公式戦2戦目では、みのるとの直接対決が実現。周囲以上にお互いが意識しているようで、11日の後楽園大会では共闘後に“視殺戦”を展開し、乱闘寸前となった。

 タイチは「俺よりも向こうのほうが意識してるんじゃないの? 向こうが『殺すぞ』と言ってきたから、『やれるもんならやってみろ』って言い返したまで」といつになくピリピリムードだ。11年5月の鈴木軍結成当初から共闘するみのるとは、新日マットでは今回が初のシングルマッチとなる。

「負けず嫌いだよね。その反動で(昨年不出場だったG1前に)NEVER(王座奪取)って結果を出してきてる。その負けず嫌いの人間を負かしたい。楽しいじゃねえか。誰がボスとか、誰が下とか俺のなかではない。全員フラットだよ」とあくまで対等関係を主張した。

 今年は「NEW JAPAN CUP」で飯伏、棚橋弘至(43)を連破しており、真価が問われる一戦となる。「結成から9年以上、ずっと一緒にやってきたのは俺だけ。10年目を迎えた今、このタイミングでシングルマッチ、何かの『時が来た』…のかもしれないな」。長年の盟友同士とは思えぬ緊迫した状況で迎える公式戦は大荒れ必至となった。