【新日本】鷹木 王者・洋央紀をバッサリ「そこは日本酒飲めよ」

2020年01月21日 16時30分

20日の後楽園大会で鷹木は上村優也(左)にラリアート

 ベルトを持つ資格なし! 新日本プロレス2月1日の北海きたえーる(札幌市)大会でNEVER無差別級王座に挑戦する鷹木信悟(37)が、王者の後藤洋央紀(40)を一刀両断だ。王者らしからぬ行動が目立つ荒武者がベルトを持つことに危機感を募らせ、自らの手で同王座の価値向上を目指す。

 鷹木は東京ドーム大会(5日)でEVIL、BUSHIとNEVER6人タッグ王座を奪取。翌6日に後藤への挑戦を表明した。自らを奮い立たせたのは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門、内藤哲也(37)と高橋ヒロム(30)の活躍だ。

「ドームで内藤が史上初の(IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタル王座の)2冠王になって、ヒロムがあの(ウィル)オスプレイから一発で(IWGPジュニアヘビー級王座を)取った。刺激を受けないと言ったらうそになる。俺も6人タッグのベルトを取っただけでは満足できないんでね」

 後藤には、昨年9月の神戸大会で敗れた借りもある。2人のシングル戦は戦前から「和の精神論争」が展開され、どちらが本物の「和」なのか問われる戦いにもなったが、勝利した後藤はバックステージでフランス産ワインで祝杯を挙げる謎の行動に出た。

 衝撃の“洋酒事件”を根に持つ鷹木は「百歩譲ってそこは日本酒だろ。とんでもない策士なのか、そうでなければ骨がなくてプカプカしてるクラゲ野郎でしょ。和の精神もブレブレだし、軸がないよ」とバッサリ。「俺は、プロレスは思想と思想のぶつかり合いでもあると思ってる。彼はノンポリすぎ。実力者であることは分かってるけど、ただ強いだけ。そんな人間にベルトの価値が高められるか」と言い放つ。

 後藤は5日にNEVER王座返り咲きを果たした。だが皮肉なことに、この試合で敗れたKENTA(38)が大会後の内藤を襲撃し、2月9日大阪城ホール大会での2冠挑戦権を強奪。大きな話題を呼んだ。この勝者と敗者の奇妙な逆転現象を鷹木は「あそこで出ていくのは負けたKENTAじゃなく、勝った後藤であるべきだったんじゃない? そういう意味でも常に出遅れてるからね。このままじゃ、NEVERが置いてけぼりになってしまう」と分析する。

 2冠王が誕生した今、NEVER王座の独自性と方向性の確立は急務。荒武者に任せてはおけない。「ベルトを取ったら、NEVERの発案者(内藤)が欲しがるようにまで、価値を高めたい」。東京ドームのメインを務めた同世代の内藤、飯伏幸太(37)に負けじと、ザ・ドラゴンが、新日マットの中心を虎視眈々と狙っている。