DDTレンタル移籍の秋山準が告白 全日本と確執はあったのか?

2020年06月29日 11時00分

秋山は竹下(左)に鋭い蹴りを見舞った

 ささやかれる“確執”はあったのか? 7月1日付でDDTにレンタル移籍する全日本プロレスの秋山準(50)が、改めて経緯を説明した。

 本紙既報通り、27日のDDT新宿大会で秋山の移籍が正式発表されたが、全日本OBでもある“邪道”大仁田厚(62)が「全日本の顔が他団体へ。昔のプロレス団体では考えられないこと」とツイートするなど業界に波紋が広がった。何より臆測を呼んだのは、会見で秋山が発した言葉だ。全日本の取締役を解任されただけでなく、福田剛紀社長の意向で若手のコーチ役をTAJIRI(49)に譲ったことを明らかにした。

 この発言からファン、関係者の間では全日フロント陣との関係悪化を指摘する声も上がっている。だが秋山は本紙に「確執? ない、ない(笑い)。会社のトップ同士が話し合って決まったことだから」と語り、今後も全日本側からオファーがあれば参戦するとした。

 その一方で「トップが周りに自分の使いやすい人を置くのは普通でしょ。一般的な会社でも当たり前のこと」とした上で「(社長時代に)俺は俺の思う全日本を目指していた。でも福田社長はオーナーのころから別のことをやりたかったんだと思う。目指す方向が違ったということ。若手のコーチを変えるっていうのは、団体の全部を変えるっていうことだから。確かに(コーチ解任で)『俺の仕事は終わったんだ』とは思った。でも、だからって腐っていたわけじゃないし、与えられたことを自分なりにやっていたつもり」と続けた。

 今回の件は新型コロナウイルス禍でゲストコーチ就任が無期限延期になっている米WWEにも連絡済みだという。突然の移籍と全日本のコーチ交代にWWE関係者からも驚かれたが「コロナが落ち着いたら、個人として来てほしい」と要請を受けた。「ありがたいことだし、いずれ必ず行きたい」(秋山)

 28日のDDT鶴見大会ではタッグ戦で大暴れし「俺が来ることでみんなに火がつけばいい」と不敵な笑み。「今まではアンテナを張っていても、発信する量を減らしていた。でもこれからはまた…」と予告したベテランの動向に今後も注目が集まりそうだ。