プロレス大賞女子プロレス大賞表彰「ビッグダディ・ファミリーでスターダム乗っ取れ」詩美に真っ黒指南下る!

2022年02月01日 11時00分

詩美(右)と蝶野は黒いトークで大いに盛り上がった(東スポWeb)
詩美(右)と蝶野は黒いトークで大いに盛り上がった(東スポWeb)

 

   異色の2人が緊急合体だ。プロレス界の「黒いカリスマ」こと蝶野正洋(58=東スポグループ強化部長)が、東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」で初の女子プロレス大賞に輝いたスターダムの林下詩美(23)に“黒い指南書”を贈った。団体とユニット「クイーンズ・クエスト(QQ)」の勢力拡大を狙う詩美は、空前の大ブームを起こした「nWoジャパン」を率いた蝶野にアドバイスを要請。そこで指示された奇想天外な内容とは――。

 蝶野 ガァァッデム! 蝶野だ。女子プロレス界はスターダムが、ガーッと巻き返しているな。林下選手は何かやりたいこととかある?

 詩美 QQというユニットに入っているんですけど、渡辺桃というリーダーに裏切られてしまってピンチなんです。蝶野さんはnWoにいらしたじゃないですか。QQも大きくなりたいので助言をいただければ。

 蝶野 基本、裏切ったり裏切られたりもネタにするのがユニット。同期の武藤敬司とやっていたけど、元から信用してない人間だった。平気で人を裏切るしな。実際は本当に腹が立ってるわけよ。だけどその後に「TEAM2000」に形を変えたりしたし、裏切りがあった方が面白いぞ。

 詩美 引きずっていたんですが、前向きになった方がいいですね。

 蝶野 そうだ。そのうちまた裏切るんだから。

 詩美 わ、私がですか?

 蝶野 そう。次は誰がリーダーになるんだ?

 詩美 どっちかというとやりたくないです。

 蝶野 俺も後藤(達俊)さんとかヒロ斎藤さんという先輩がいたけど、自分が先頭に立って先輩たちに周りを固めてもらった。キャリア3年半で業界の主役になっているんだから、まずユニットのリーダーになれ。その次に会社を乗っ取っちゃえ!

 詩美 おっ!

 蝶野 社長になったらお父さん(林下清志)も役員に呼んで、家族全員25人入れて林下ファミリーにしちゃえばいい。あと何かある?

 詩美 nWoはプロ野球とか、プロレスの枠を超えたメンバーの方がいたじゃないですか。QQに入ったら面白い人とかいますか?

 蝶野 邪魔な女子プロOBを絡ませるとかね。絶対入ったら嫌じゃん。1回だけ参加させて、次から切り捨てればいい。20~30人は候補がいる。

 詩美 レジェンド級の皆さまに力を貸してもらってですか…。

 蝶野 昔の全日本女子プロレスはフジテレビで放送されていたから知名度はすごい。そういう人たちが出てきたら振り向くから、知名度を利用してドンドン切り捨てる。居座ろうとするけど。

 詩美「ありがとうございました」とお帰りいただくんですね。

 蝶野 それをやったらこの子はすごいとなる。ユニットリーダーはそういう手腕も評価される。

 詩美 レジェンドの人たちにメッセージを送らせていただきます。あとグッズですが、nWoの時は爆売れしましたね。

 蝶野 スターダムの客層に俺らくらいの世代の人たちも多いなら、健康グッズを売ればいい。俺も昨年腰の手術をしたんだけど、腰痛バンドとか4000~5000円で作れるはずだから5万~6万円で売れば。お父さんがもともと柔道整復師だろ? お父さん監修でいいじゃん。

 詩美 清志の写真も入れてですね(笑い)。

 蝶野 高齢者向けだろ? 昔のWWEは子供向けのキャラクターを作り、子供を連れてくる大人が会場に来なきゃいけないという引っ張り方をした。逆をやればいいんだよ。会場は高齢者だらけで、付き添いで来なきゃいけない人も一緒に来る。俺は杖を売るから。

 詩美 斬新な発想ですね。腰痛バンドと杖を売りましょう(笑い)。

 蝶野 最後に聞くけど賞金はどう使う?

 詩美 家族と一緒に会ってお祝いする時のお金にしようかなと。

 蝶野 25人分は高いから、俺からのアドバイスはスロットで増やすことだな。全部突っ込め。

 詩美 はい! そのくらい豪快じゃないとプロレスラーじゃないので。

 蝶野 や、やっぱやめた方がいいかもしれない…。とにかく体に気をつけて頑張れ! アイム・チョーノ!


 【年間を通してハイレベルだった】女子プロレス大賞の詩美には、「プロレス大賞」選考委員会で特別選考委員を務めた蝶野からトロフィーと表彰状が授与された。蝶野は「年間を通じてハイレベルな試合を提供した。威風堂々とした入場シーン、見る者を魅了する試合運びはデビュー3年半とは思えない風格がある」と称賛。尊敬する業界の大先輩から表彰された詩美は「こんな大きい賞を受賞できて、1年の頑張りを皆さんに認めてもらえたのはうれしいです」と感無量の表情だった。


 ☆はやしした・うたみ 1998年9月14日生まれ。鹿児島・奄美市出身。テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」でビッグダディこと林下清志の三女として幼少期から注目を集める。柔道を始め中学2年で香川県大会女子57キロ級2位。2018年8月12日のスターダム後楽園大会でデビューし、同年度のプロレス大賞新人賞を受賞。21年はワールド王者として活躍した。得意技はハイジャックBTボム。166センチ、65キロ。

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