東京・浅草に、料理や体験を通じて日本文化を楽しめる飲食店が誕生と聞き、「体験Dining 和色―WASHOKU―」(東京・台東区)へ。

 料理は“和色”という店名通り、色を楽しむ和食をコンセプトに、色鮮やかなおばんざいを提供。名物の「12種類のおばんざいプレート」は、見た目が美しいだけでなく、管理栄養士が監修した体にもよいメニュー。こだわりのご当地食材も取り入れていて、日本の味を堪能できる。

 例えば「生帆立のゆず和え」「あさりの燻製」「旨煮穴子」「鯖西京焼き」「サーモンのお刺身」などといったおばんざいを組み合わせて、手巻き寿司やだし茶漬けにして、自分好みにアレンジするのが実に楽しい!

 昼は「和色プレート御膳」(2000円)、夜は前菜やデザートがセットになって、2時間飲み放題も付いた「和色コース」(5500円)として、同プレートを味わえる。

 一方、体験は人力車や着物での浅草散策、江戸切子作りなどがあるが、食いしん坊にイチ押しは「手まり寿司作り」。

 好きな食材を選んで、オリジナルの手まり寿司を作れるプランで、通常タイプ(4500円)と、ウニやキャビア、金箔などを使った高級タイプ(6500円)がある。

 さらに、ディナー限定で、それらの高級食材をふんだんに使用した直径10センチの「高級手まり寿司」(5000円)も…。酢飯の周りを金箔でコーティングして、その上に、イクラやサーモン、ウニ、キャビアなどをたっぷりのせた手まり寿司は、写真映え抜群で、話のネタにもなる。

 和モダンな店内はスタイリッシュな雰囲気で、隅田川が一望できるのが魅力。インバウンドに人気を博しそうだが、見て&体験して楽しく、食べておいしいので、外国人観光客に独占させるのはもったいない。

 ※価格はすべて税別。