【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】「Go To トラベル」で行ってみよう!〝白丸ダムの魚道〟でリフレッシュ

2020年10月06日 16時00分

(写真上)「東京アドベンチャーライン」白丸駅から出発!(写真下)白丸魚道のらせん階段は芸術作品のよう

「Go To トラベル」キャンペーンが、東京都民も利用できるようになりましたね!

 さらに東京都内を目的とした旅行も解禁です。そして季節は秋、旅行のベストシーズンです。もうこれは「旅行に行かなきゃ損なのでは?」と思いませんか。

 もちろん、新型コロナウイルスの感染防止対策を忘れてはいけませんが、今回はこのキャンペーンを使って行ける、とっておきの路線をご紹介します。

 東京西部を走るJR青梅線の青梅駅~奥多摩駅は「東京アドベンチャーライン」という愛称が付いています。駅を降りてすぐに本格的な自然やアウトド
アを楽しめる場所がたくさんあることから名付けられました。新宿から青梅まで、快速電車で1時間弱。気軽に大自然の冒険に行けちゃう路線です。

 アクティビティーの種類はたくさんあります。例えば、10月中旬ごろから紅葉が始まる御岳渓谷、東京都の天然記念物に指定されている日原鍾乳洞、駅のレンタサイクルを使って奥多摩湖散策もできます。いろいろとある中で私は、白丸ダムの魚道をオススメします。

 その場所は、白丸駅から多摩川沿いに20分ほど歩いたところにあります。白丸ダムには展望台があって、ここから見下ろすエメラルドグリーンの調整池もとっても神秘的なんですけど、その下にある魚道はもっとすごいんです!

 ちなみに魚道とは、ダム建設によって川を往来できなくなった魚のために造られた、魚専用の水路のこと。長さ332メートル、落差27メートルの魚道は日本最大級で、4~11月の土日祝日には、10~15時に無料で見学することができます。

 入り口から水路まではらせん階段を下りるのですが、この階段が絶景スポットなんです! 上から下にグルグルと続くコンクリートの階段は、芸術作品のようで見とれてしまいました。

 下まで下りると魚道があって、アユやヤマメが泳いで通って行く様子を見ることができます。真ん中には、魚が泳ぎ疲れた時の休憩スペースもあって、魚に優しい設計になっています。数時間前まで高層ビルに囲まれた新宿にいたのに、紅葉に囲まれた大自然で思いっきりリフレッシュすることができました。

 ここで木村ポイント! 沿線にはホテルや温泉旅館もあるので、ぜひ「Go To トラベル」キャンペーンを使って、さらに満喫してみてくださいね。それでは、アドベンチャーが詰まった青梅線へ、出発進行~!

☆きむら・ゆうこ=1982年8月17日生まれ。愛知県出身。鉄道をこよなく愛する鉄旅タレント。2015年にはJR、私鉄、地下鉄、ケーブルカー、モノレールなど、日本全国にある鉄道を全線乗車する「日本国内鉄道全線完乗」を達成。乗車した走行距離は約2万8000キロメートル。