ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45=米国)との対戦が決まった朝倉未来(29)が14日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、不穏な空気を漂わせた。

 朝倉は14日、オンラインで行われた会見にメイウェザーと共に出席。2人は格闘技イベント「RIZIN」9月大会でのエキシビション戦で対戦する。ルールや会場、日程の詳細は未定。

 朝倉はメイウェザーの印象について「ぶっちゃけ、普通に弱そう。俺の方がデカイしね」とニヤリ。その上で「俺の打撃って『やりづらい』って言われる。ぶん回してフラつかせたい。3分3Rでしょ。全然イケると思うんだよね」「もらいながらいこうかな。俺、KO負け1回もないからね。世界中をどよめかせたい」と意気込みを語った。

 ルールの詳細はこれからだが、2018年大みそかの那須川天心戦のようにキックは禁止となる。朝倉は「メイウェザーを1発蹴ると5億円」と違約金についてポロリ。ただ、朝倉は「クラウドファンディングしようかと思ったんですよね」と大胆不敵に言い放つ。5億円の代償覚悟で1発かまそうというのか?

 朝倉は「(倒すには)2発はいるんですよね、絶対。1番いいのは(昨年大みそかの)斎藤裕戦で見せた右ストレートに合わせた左のヒザ蹴り。これを腹にぶちこめは決まるけど…」としつつ「5億はでかいよなぁ。しょうがない」と語った。

 それでも「ヒザ入れたらめちゃくちゃ事件になる」と名残惜しむ場面も…。早くもメイウェザーとの〝駆け引き〟は始まっているようだ。