大手芸能事務所「研音」を9月いっぱいで退所した女優の片瀬那奈(40)の写真集発売に早くも暗雲が漂っている。18日発売の「女性セブン」で、一連の薬物疑惑を否定。一方で写真集の発売のオファーが届いているという。

 片瀬は11月上旬、女性セブンの直撃取材を受け、注目されている薬物疑惑について「疑惑…疑惑があるのなら〝私が(逮捕されずに)ここにいること〟、それが真実です」と答えたという。親友だった女優の沢尻エリカ(35)が2019年に薬物事件で逮捕されたことには「周りは周りであって、私は疑わしいことは何もありません」と言い切ったそうだ。

 片瀬は交際していた実業家が今年7月にコカイン所持で逮捕され、自身も家宅捜索と尿検査を受けた。だが、研音に対しては、それらを受けていないと虚偽報告。これで研音が不信感を強め、9月いっぱいの退所につながったとされた。

 個人事務所で活動するとみられる今後の活動については「いろいろあるので、おいおいお話しできたらなあと思います」と答えたという。

 同誌や10月発売の写真誌「フラッシュ」によれば、片瀬には写真集の発売が浮上しているという。実現すれば、03年の写真集「N」以来、18年ぶり。“きれいなおねえさん”として人気を博し、今でも当時と変わらないスレンダーボディーを維持しているというが…。

 近年では、フリーアナウンサーで女優の田中みな実(34)が19年12月に発売した写真集「Sincerely yours…」の初週売り上げが10・4万部でロケットスタートに成功。のちの60万部のバカ売れにつながった。最近では、女優の浜辺美波(21)が今年10月に発売した写真集「20」の初週売り上げが1・7万部で及第点と評価されたが、「イメージが芳しくない片瀬さんの写真集を買いたい読者がどれだけいるか見通せません」(出版関係者)という声もある。

 不吉な前例もある。片瀬と同じように、親密だった男性がコカイン使用で逮捕されて一時、活動を控えたタレントのゆきぽよ(25)が今年5月、再起をかけて写真集「はじめました」を発売したが、初週売り上げは1000部で大苦戦したと一部で報じられた。

「片瀬さんが写真集を発売すれば、お相手男性のコカイン逮捕→写真集発売という流れがゆきぽよさんと同じです。ギャル好きに支持され〝固定客〟がいるゆきぽよさんと違って片瀬さんにはそれがない。出版界では4ケタ(1000部)を割り込んで爆死するのではと言われています」(同)

 片瀬は強行突破して勝負するのだろうか。(写真集の売り上げはいずれもオリコン調べ)