木下富美子都議が謝罪「『ぜひ続けてほしい』という言葉がある」と辞職せず

2021年11月09日 13時22分

辞職を否定した木下都議(東スポWeb)
辞職を否定した木下都議(東スポWeb)

 選挙中に無免許運転で人身事故を起こした木下富美子都議(55)が9日、東京都議会に登庁し、〝職場復帰〟した。委員会出席に先立ち、三宅茂樹議長らと面談した木下氏は報道陣の前で騒動を謝罪したが、都議会は紛糾した。

 約4か月ぶりに登庁した木下氏は、三宅議長と本橋弘隆副議長と面談。議長からは辞職を勧告されたが、拒否し、その後、報道陣の前で騒動について、言及した。

 木下氏は沈痛の面持ちで「このたびの私の行動で本当に多くの皆さまにご迷惑をおかけしていること。また被害に遭われた方へのお見舞いとおわびの気持ちを申し述べさせていただきたいと思います。免許停止中に車の運転をしてしまったこと。また事故を起こしてしまったことはあってはならないことと深く深く反省いたしております。今後二度と繰り返すことがないよう免許の取得はせず、車等の運転はいたしません。事故時の車は既に処分をしている。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 都議会では2度にわたって、全会一致で木下氏への辞職勧告が可決されている。木下氏は「大変重く受け止めている」としたものの「厳しいご批判を受ける一方で、『ぜひ続けてほしい』『また力を貸してほしい』という言葉があるのも事実です。償うべき罪はしっかりと償ったうえで、失われた信頼、回復するのは大変厳しい道のりであると覚悟しているが、一つひとつこれからの議員活動の中で答えを導き出させていただきたいと考えている」と辞職を再度、否定した。

 欠席していた3か月間に支払われている議員報酬約192万円に関し、木下氏はNPO法人等へ寄付したとし、月50万円、3か月分で計150万円の政務活動費については請求しないとした。

 木下氏はこの後、公営企業委員会の理事会に出席したが、各会派は「都民、都議会への説明がない」と反発。結局、理事会は開かれずに流会となった。

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