日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ44」(21~22日)では、歌唱シーンで明暗がくっきり分かれた。

 番組のメインパーソナリティーはKing&Princeが務め、24時間ぶっ通しで生出演。さまざまなコーナーに登場し、ギネス記録などにも挑戦した。

 前日から通して番組に生出演していたキンプリの疲労は22日の昼過ぎごろ、ピークに達したようで、神宮寺勇太(23)と髙橋海人(22)はまぶたが今にも閉じてしまいそうだ。

 ちょうどそのタイミングで「フラワーソングメドレー」のコーナーが始まり、花にまつわる楽曲を数曲生歌唱。キンプリは、ジャニーズ事務所の先輩「KinKi Kids」の代表曲「フラワー」を歌唱するも、音程がまったく合っていなかった。

 疲労が激しかったようで他の歌唱シーンでもまったく声が出ておらず、SNS上には「キンプリ歌が下手」「高橋の顔がやばいことになっている」「少し仮眠させてあげて」「体力がないのかな?」といった心配の声も上がった。

 その後、歌手・加山雄三と4人組音楽グループ「湘南乃風」とコラボし、加山の名曲「君といつまでも」「海 その愛」を歌唱したが、圧巻だったのは加山だ。84歳とは思えない圧倒的な歌声に、貧弱なキンプリの声はかき消されてしまった。

 芸能プロ関係者は「昨年病に倒れたとは思えない加山の歌声に驚く人も多かった。そのせいもあってコラボでは、キンプリの声はマイクに電源が入っていなかったことを疑うくらい聞こえなかった」と指摘する。

 キンプリの音程がひどすぎたため、ネット上では「わざとマイクの電源を切ったのかも」という声まで…。まだまだ健在の加山の声に、貫禄負けしたようだ。