西武・森友哉捕手(27)の“戦う姿勢”がチーム浮沈のカギを握っている。
4連敗中のチームは、残り9試合で首位・ソフトバンクとは4・5ゲーム差の3位。逆転Vへの状況は厳しく、現実的な目標はCS出場圏内を確保することだろう。
17日からは0・5ゲーム差でCS出場を争う直接の敵、4位・楽天との4連戦が本拠地で行われるが、ここで踏ん張らなければいよいよ西武の今季は終了してしまう。
辻監督は15日のロッテ戦後に「ファンが最後まで必死で応援してくれている中、我々は前を向いて戦うしかない。しっかり切り替えて(17日から)グラウンドに出てきてほしい」と選手に異例の訓示を行ったが、この切り替えができるか否かが西武浮沈の最後の分岐点となりそうだ。
そして、そのキーマンは女房役の森だ。
ここ3試合でスタメンマスクをかぶり、計23失点。特にホークスに3タテを食らった14日の試合では、先発したドラフト1位左腕・隅田が初回に5失点の炎上スタートを切った。
この間、内野手や投手コーチの誰一人として、マウンド上の隅田を落ち着かせるために間を取りに行かなかったことが後に物議を醸したが、まずその役目を果たさなければいけなかったのが森だった。
チーム関係者は「キャッチャーにとって大きな仕事のひとつがマウンドで苦しむピッチャーを孤立させないこと。常にピッチャーを観察して、言葉やジェスチャーで不安を取り除いてあげること。あの場面では試合の雰囲気にのまれてそれができていなかった」と語る。
連敗ショックを引きずって下を向いていても状況は改善しない。グラウンドで唯一、7人の野手と投手に正対するポジションである捕手は、なおさらそこが求められる。森がどういう姿勢で楽天戦のマスクをかぶるのか。その姿をナインが見ている。












