巨人・原辰徳監督(63)が17日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われたロッテとの練習試合後、高橋優貴投手(25)と戸郷翔征投手(21)にローテーション投手としての自覚を促した。
この日の試合で先発した高橋は2回を投げ、3安打2四球で1失点の内容。15日の日本ハム戦(那覇)に先発した戸郷は2イニング目は三者凡退で抑えたが、初回に3安打を浴びて1失点だった。昨季の高橋は唯一、先発ローテを守り、チームと自己最多の11勝をマークし、戸郷は2年連続で2桁勝利まで「あと1勝」を挙げられなかった。まだ成長過程にある2人だが、原監督はローテの柱となる期待を持っているだけに、求めるハードルも高くなる。
「戸郷にしても優貴にしても、やっぱりコントロール。昨年の悪いものが出てしまう。ボールそのものは2人とも良かった。いいと思う。しかし、点数を簡単に与えてしまうコントロールの悪さ。戸郷なんて『まあまあだったんじゃないですか』というようなコメントを出していた。そこに注文を出したいね」
指揮官にとって、先発ローテはチーム内の競争に勝ち抜いた厳選されたメンバーに託すとの思いがある。だからこそ、わずかな〝甘さ〟も見逃すことはできない。
さらに、高橋については「現状では、俺は優貴より今村の方がいいと思うね」と、あえてライバルとなる同じ左腕の名前を挙げた。二軍キャンプから昇格した今村信貴投手(27)はこの日の試合に5番手で登板し、1イニングで1四球を与えたものの直球も走り、3奪三振。指揮官がチクリとくる言葉を投げかけるのは2人の実績を認め、〝大人扱い〟している証しでもあるが、さらなる発奮が求められそうだ。












