最下位DeNAでオースティン “ひとり大暴れ” 球団は頭が痛い「残留費用」の捻出

2021年09月27日 05時15分

一気に打率トップに浮上したDeNA・オースティン(東スポWeb)
一気に打率トップに浮上したDeNA・オースティン(東スポWeb)

 この暴れっぷりはとにかく凄まじい。DeNAのタイラー・オースティン外野手(30)が26日の広島戦(横浜)で27号満塁弾を含む4打数3安打4打点と大暴れだ。

 チームは乱打戦の末に8―10と逆転負けし、最下位へ転落。それでも〝ハマのT砲〟の市場価値は日を追うごとに高まっている。この日の打棒爆発で打率3割1分9厘となり、一気にリーグ首位打者へ。27本塁打、73打点もベスト5以内にランクイン。コロナ禍で大幅に来日が遅れ、4月11日から一軍合流を果たしたことを考えれば、この3部門の成績は脅威的だ。

 そんな超優良助っ人には、MLBの複数球団が強い興味を示している。来日2年目の今季はDeNAと1年契約ながら、来シーズンに関しても球団オプションとなっており、行使されるのは確実。だが、ア・リーグ球団の極東スカウトによれば「オースティンに対する評価は米国代表のメンバーとして活躍し、チームを銀メダルへと導いた今夏の東京五輪でさらに高騰した。もともと所属していたヤンキース、さらにはドジャースなど資金力のある強豪球団も彼の動向を注視し、早い段階から来オフ(2023年シーズン)の獲得を目指そうと調査を始めている」という。

 オースティンの今季年俸は1億1000万円(推定)とみられているが、その条件見直しについても球団周辺からは「今オフはオプション行使して単に契約延長するだけでなく最低でも年俸2億円以上を用意し、可能なら複数年契約にするべき」との声が軒並み上がっている。

 しかし、昨今のコロナショックもあり、球団にとって、いくら超優良助っ人でも年俸の大幅アップは容易ではない。MLB復帰阻止へ向けた〝オースティン残留費用〟の工面は今オフのDeNAにとっての重要課題となる。

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